DATE:2009/08/02 Mexico - Cancun -
ついに憧れのカンクンに到着した。
バスの中から遠くを見ると高層ビル街のような町並みが海岸沿いに並んでいる。
きっとあれは全てリゾートの為の高級ホテル。
そしてそのホテルの先にはカリブ海の青い海があるはずだ。
さーてそんな高級リゾート地のカンクン。
貧乏バックパッカーとしてみれば、ある意味でお呼びでない場所ナンバー1。
リッツやインターコンチ、などなどなど。
立ち並ぶ真っ白な高級ホテルなど泊まれるわけもない。
そんな僕らはどこに止まれば良いのやら。
何も悩む必要はない、僕らにはダウンタウンという強い味方がいるのだ。
そう、カンクンにもリゾート地以外に町の中心となるダウンタウンがある。
もちろんそこはリゾート地らしさのかけらのない殺風景な場所だが、
それでもビーチのあるホテルゾーンまではバスで30分と、
雰囲気だけでも楽しもうとするには十分な場所にある。
価格帯も驚くほど異なる。
高級ホテル街が最低100ドル程度からの値段設定なら、
ダウンタウンは最低なんと20ドルから。
個室でなくドミトリーであれば10ドルから泊まることもできる。
そもそもリゾート地に来てリゾート気分の味わえないホテルに泊まるなんて、
なんだか本末転倒な気もしないでもないが、
カンクンにはカリブ海以外にもチチェン・イッツァなどの観光にも便利なため、
この地を訪れる貧乏バックパッカーも少なくはないのだ。
という訳でバスターミナルから出た後は近くの日本人宿を探しだし、
なかなか快適な宿に荷物を下ろしたのであった。
余裕があればそのままビーチにでも行ってみようと思っていたが、
大きな邸宅を改装した宿がなんだか心地よくそのままだらだらと時を過ごす。
夜はみなでカレーを作りそれぞれの話に花を咲かせる。
特に日本人宿を意識して選ぶ必要はないが、
時たま日本語で思いっきり話したくなる時もある。
ストレスのない会話は時にはとても恋しくなるもののひとつであるのだ。
あっという間に何本ものビールが空になり、
カンクンの暑い夜は夜の濃さを増していった。
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