DATE:2009/07/31 Mexico - Cosmel -
ついに。ついにカリブ海ダイビング!
昨日はセノーテ・ダイビングで圧倒されたが、
7つの海を潜ると決めた以上、この海に潜らなくては意味がない。
目指すはプラヤ・デル・カルメンから1時間ほどフェリーで渡った島、コスメル島。
カンクンでダイビングをする。と言えばこの島、コスメル島でのダイビングを示す。
普通はカンクンに宿泊し早朝からバスでプラヤ・デル・カルメンまで移動し、
そのままフェリーでこの島を目指すのだが、
プラヤ・デル・カルメンに滞在していれば直接コスメルを目指すことが出来る。
寝過ごすぎりぎりで目が覚め急いで仕度をしてフェリー乗り場に。
どうにかカリブ海ダイブが始まった。
コスメル島はプラヤ・デル・カルメンと比べると、
1ランク上のリゾート地といった感じ。
と言っても違いはカルティエがあるかないか、ぐらいかもしれない。
アメリカ人色が強いリゾート・アイランドと言った感じだ。
キューバとの国交がないアメリカ人のためか、キューバ産の葉巻が売られているのが面白い。
タクシーでボート乗り場まで移動し、そのままダイビングスポットへと向かう。
しかしまぁ、なんつー透明度。
ボートが切り裂く海はまるで蒼いゼリーのようだ。
プルプルと揺れだしそうな非現実な色の中をボートは真っ直ぐに進んでいく。
カリブ海ダイビング。
この地でのダイビングへの期待はカラフルな珊瑚の色にある。
それほど魚の種類は多いわけではないらしいが、
カリブ海固有種も多く、なかなか面白いものが見られるそうだ。
そんな訳でまずは一本目!
潜る前からわかっていた。が、やっぱすげー透明度!
そんなに深いわけでもないが底ははっきりと見渡せ、
横を見てもどこまでもどこまでも海底の景色が見える。
ブリーフィングで教えてもらったのだが、
この辺りは流れもあるため基本的にはドリフトダイブ。
流れに乗りながら漂うダイビングだ。
ゆっくりと下降した後は15メートルほどの浅い海を、
珊瑚の上を流れるように泳いでいく。
想像通りの色に溢れる珊瑚。
その量は紅海で見たものには適わないが、
紫やオレンジ、黄緑といったカラフルさはここ以外に見たことがない。
それに魚も思ったよりも多く、見たこともない色の魚たちが、
時たま目の前を通り過ぎては楽しませてくれる。
この海で最も面白いのはそんな色溢れる海を
ゆったりとドリフトダイブ出来ることかもしれない。
透明度の高い海はまるで仮想現実の世界。
そこをゲームのプレーヤーのようにゆっくりと漂っていくのだ。
紫や蛍光イエローの珊瑚がゆったりと過ぎ去っていく姿は、
まるでプロモーションビデオのようで美しいったらありゃしない。
珍しいことらしいがカメやエイの姿も見え、
味気ないと噂のコスメルダイブもかなり満足のできるものになった。
さて、そんな二本目は。
珊瑚の間をすり抜ける地形系ダイビング。
正直、珊瑚を傷つける恐れのあるダイビングなので、
やっていいのかわからんが、やって見るとさすがにこれは楽しい。
珊瑚が作った穴の中をアスレチックのように泳いでいく。
中には体分ぐらいしかない穴もあり、
中世浮力を駆使しての通り抜けはかなりスリリング。
アクロバティックなダイビングを堪能した後、
最後はゆっくりドリフトダイブで珊瑚の姿を楽しみおしまい。
と、思ったら。
最後、出ましたでけーサメ!!!
コバンザメ付の3メートル超えの巨大ザメが、
目の前をゆったりと泳いでいく。
たぶん今まで見た中では最もでかいもの。
ナースシャークと呼ばれるこの辺りのサメはもちろん危険なものではないが、
それだけの大きさのサメを見ると体が少し緊張する。
ゆっくりと優雅に泳ぐサメの姿がカリブ海の最後の思い出になったのでありました。
いやーやっぱカリブ海最高!!!!
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