DATE:2009/06/18 Peru - Lima -
「いーじゃん、二台目なんだから安くしてよ!」
と強引にディスカウントを迫る僕。
顔見知りの店員も呆れ顔でしぶしぶ「展示品なら」と5%のディスカウントを承諾した。
ついに。ついに取り戻したあのカメラ。
同じカメラじゃなきゃ嫌だ。なんていう性分さえなければ、
国境の町トゥンベスで他のカメラを3万円程度で買えたのだが、
そこはやっぱり凝り性と言うか、諦めの悪い性分のようで。
まぁ、ともかくこれで振り出しに戻る。だ。
ここを以前出発したのが6日前だったので約1週間ほどロスしてしまったが、
ともかくこれで元通り。旅がまた続けられる。
午後2時のバスへと乗り込みまたトゥンベスへと向かえば、
明日の夕方にはもうグアヤキルへと着いている。
3度目の同じ道はさすがに単なる憂鬱でしかなかったが、
それも今回の戒めとしよう。これでやっとガラパゴスだ。
定刻通りに出発したバスは砂漠の道を越え夜を越えトゥンベスへとひた走る。
相変わらずリマの町は曇り空でついぞ一度も晴れ間を望むことはなかった。
最初に乗ったバスの半額という最も安いバスのはずなのに
ぜんぜん変わらないバスのグレード。それもまたペルーらしさ。
さぁ、これでホントにホント、お別れだ。
バイバイまたね!
そして待ってろエクアドル!
お買い物逆走編が終わり、ついに本編へと舞い戻る!
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