DATE:2009/05/25 Peru - Machu Picchu -
アグアとは水。カリエンテとは熱する。
つまりマチュピチュ探索基点の町、アグアカリエンテとは
「温泉の町」だ。
マチュピチュ近くに温泉があるなんて、なんていい話だろう。
昨日はマチュピチュ探索で朝から夕方まで歩き回ったため、ちょうど疲れも溜まっていたところ。
本当ならばこのまま朝からクスコへと戻りナスカへ行くつもりだったが、
朝発の列車を午後へと繰り伸ばしてちょっくら温泉へ、と繰り出した。
渓谷の中に作られた町だけあって、町の中心には大きな河が流れている。
それを10分ほど上っていくと温泉施設へとたどり着く。
もちろん温泉、とは言っても日本の温泉とは違うので
水着着用が必須の、どちらかというと温水プールという感じの場所である。
実際に着いてみると想像以上にプールらしいプール。
真四角のコンクリートの浴槽の中には観光客が足をバタつかせて泳いでいた。
入り口で料金を払い後はプール、もとい温泉に飛び込むだけ。
もともと水着を履いて来たのでTシャツを脱ぐだけで準備万端だ。
辺りにはやはり温泉らしき硫黄の匂いが立ち込めている。
さてマチュピチュの温泉とはどんなもんじゃ。と足を温泉に。
・・・ぬるい。
日本人の中の温泉のイメージと言えば熱いお湯の中で、
外の冷たい風を受けながらのんびりと入浴するのが通というものだが、
ここマチュピチュの温泉はぬるい。なんか中途半端な温度だ。
水ではないが、温泉と言うよりは水が日光で温まっただけのような温度で、
温泉の水もなんだかにごっていて少し汚い。
ま、いっか。温泉温泉。
と気を取り直してぬるい温泉に身を埋める。
探してみればお湯が出る出湯口がありそこにいれば、まぁ温泉気分みたいな感じは味わえる。
それに真っ青な青空の下、こうやってのんびり水に浸っているのも悪くない。
ビーチリゾートに来た気分になりビールを片手にのんびりと。
あっという間に2時間が経って、列車の時間になりましたとさ。
幻の天空都市マチュピチュの、そんなおまけのエピソード。
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