DATE:2009/03/21 Chile - Santiago -
ただいまの時刻は10時なり~。
と言うわけで早起きしてバルパライソに行ってみようという、
昨日の予定はどこへやら。
今日一日ぐらいホテルでぐーたらしてもいいのじゃないか。と思い、
朝からずっと日記を書いたりネットをしたりして過ごす。
ネットをしながら情報収集をしていると、
あまりにも僕が南米について知らなかったことに気づく。
調べているうちにそこもここも行きたい場所が増えて、
あっという間に予定がいっぱいに。
あと半年。
長いと思っていた残り時間はやはり短い。
そして世界はあまりにも広い。
ロビーでネットをしていくと、
昨日知り合ったたくさんの人が旅立っていった。
世界をうごめく旅人たち。
出会いもまた一瞬だが、その中には多くの思いが詰め込まれている。
おなかも空いたので外に出ると、
土曜日らしくほとんどのお店は休みで、
人通りも車の量も昨日に比べて閑散としてる。
開いているお店にはサッカーに熱狂する人たちが詰め掛けていて、
僕もその中の一軒に入り彼らと共にそれに熱中した。
お気に入りのチームが得点すると片方が湧き上がり、
もう片方が無言でそれを静かに見守る。
面白いのがテーブルを囲むのは、
十や二十も年の離れた人たちで、
日本にはないその光景に少し驚いた。
サッカーだからだろうか
それとも南米の人間関係の違いだろうか。
日本であれば、
休日に年上の人間と一緒に食事をすることなどそう多くないだろう。
そんなひそかな気付きが面白く、
サッカーよりも人間観察に精を出した。
しかしサッカーというもの。
どこへ行っても男性しか興味がないもんであるのは同じらしい。
どのお店を覗いても女性の姿は終ぞ見ることはなかった。
宿に戻り映画などを見ながらぐーたらしていると、
あっという間に夜は更け今日の一日は終わってしまった。
旅人の休日。
どこででもできるどうでもいい事を、
どんな国でもできるという贅沢。
今日はそんな贅沢な何でもない一日だった。
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