DATE:2009/02/19 Brazil - Rio de Janeiro -
驚くべきことにコパカバーナのビーチには水着屋らしき店がほとんど見つからない。
久々の労働(洗濯)を終えた僕らは、
やっぱりリオに来たらビーチでしょ。とコパカバーナのビーチへ出かけた。
ここ数ヶ月、エジプトでの紅海ダイブを含めパンツ一丁で泳いでいたが、
さすがにこの大都会リオ・デジャネイロでそれはちょっぴり恥ずかしいと、
まずは水着探しを始めたのだが・・・。
これが思ったよりも困難を極める。
なにぶん嫌いなものはぜったい買わない頑固な僕なので、
そういう買い物自体に時間がかかるのは良くあることなのだが、
そもそも水着が売っていないのでは手の打ちようもない。
あったとしてもお土産屋の中の「Brazil」と書かれた緑色のビキニパンツで、
さすがにそれはネタとしてはおいしいが、チャレンジする勇気はない。
そんなわけで水着探しに時間がかかり、
ビーチに繰り出したのは午後も遅くなってしまってからだった。
相変わらずコパカバーナのビーチは満員御礼、大繁盛。
ビーチの端から端までずらりと赤いパラソルが咲いている。
ビーチへ到る遊歩道にはお馴染みのコパカバーナ模様。
うねうねと続く白と黒の曲線が続く。
そう言えばリオの街はこういったタイルでの装飾が多く見られる。
街中いたるところに施されたひと手間は強い日差しが良く似合うこの街をいっそう華やかに彩っている。
遅くビーチに着いたこともあり、
若干水温は冷たかったため僕らはビーチにシートをひいて寝転がり、
じりじりと照りつける太陽をただひたすらに浴びることにした。
そう言えばブラジル娘と聞いて期待していたのだが、
意外にもコパカバーナのビーチには、
期待通りのムラムラするようなセクシーな女性は多くはない。
もちろんゼロではないのだが、どちらかと言うと家族連れが多く、
もちろんオバちゃんは欧米人体系で惜しげもなく水着からお肉がおこぼれしていたりする。
という訳で目の保養にはあまりならないのだが、
それでもビーチの人々を観察しているのはなかなか面白く、
寝そべりながら人間ウォッチングをゆるりと続けた。
いくつかのグループがサッカーボールを相手に何人かでリフティングをしている姿が見える。
それが物凄くうまい。
と言うよりも日本でこんなレベルの遊びを見たことがない。
さすがブラジル。普通の一般市民でさえプロ並みのうまさを持っているようだ。
こりゃ、日本が勝てるわけないわ。
何年前かのワールドカップを思い出し、当時の無謀さを思い知った。
目の前には何人もの売り子が声を張り上げて通り過ぎていく。
あるものは何十枚ものタオルを売り歩き、
あるものはエビをその場で焼いて売ってくれたりする。
僕らはその中から冷たいビールを呼び止めて、
青空の下、海を見ながらゆるりと乾杯をした。
そう言えば久しぶりのビーチリゾートも、やはり冷えたビールがなくては始まらない。
暑い砂の上、ゴクリとのどを通り過ぎたビールの味は最高。
ゆるゆるモードのくつろぎタイムはゆるゆると通り過ぎていく。
僕らの太陽が丘の向こうへと沈んでしまい、
すっかり薄暗くなったので、諦めてビーチを離れ地下鉄で宿のあるセントロへと戻った。
祭りは明日へと迫っていた。
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