DATE:2009/01/31 Vatican - Vatican -
ヴァチカンを書くことをあきらめた。
いや、写真さえも僕の頭の中でだって、
こんな美しい記憶を正確には描ききれていないだろう。
ただ確かなことはサン・ペドロ寺院にたどり着いてから、
僕がそこを離れるまで8時間が経っていたということだ。
食事もせず、ただ僕はその場所に酔い屋上からのローマの景色を眺めていた。
フィレンツェ行きの列車の時間がなければ、
きっともっと多くの時間をこの場所で過ごしたのだろう。
日が暮れてもずっとあの美しい天井を眺めて過ごしていただろう。
そこには空があり大地があり神があった。つまりは世界だった。
相変わらず人間って奴はすげーことをする。
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