2008年7月22日火曜日

世界一周 in (9)中国/うまし。







DATE:2008/07/22 China - Beiging -


帰ってきた北京。

そしてやっと手に入れたモンゴルビザ!!!


受け取りは明日以降のため、
厳密には手に入れていないが申請は無事完了し、後は待つばかり。


しかしながらモンゴル大使館は異常に非効率。

ビザを申請するには、

ビザ申請書に記入→申請→料金の計算→銀行に支払い

の手順を踏まなくてはならないのだが、
なぜかその申請書を手に入れるだけのために列に並ばなくてはならない。
しかも窓口は2つだけなので、申請と同じ列。
そんなもの入り口に置いておけよと思うが、モンゴル的にはそうではないらしい。

さらになぜか、申請と料金計算の窓口が分かれており、
決まった料金を払うだけなのに二度並ばなくてはならない。
料金計算の窓口など、ただ料金を記入するだけの仕事。
そんな手分けをするなら二列にしろよーと思うが、それもモンゴル的には違うらしい。

というわけで、申請の窓口に異常に長い列ができ、
料金支払いの窓口には小さな列ができる程度という変な不均衡が出来る。

ちなみに当然のごとく、
モンゴル人の作業速度はスロー。
一人処理するのに5分以上はかかる。

というわけで、先日見た長い列は
単に作業効率が遅いだけということを身をもって思い知った一日だった。


それでも「大草原の国モンゴル」と思うと、
まーそれもそうかもね、とあんまり怒る気にもならないのが変な気分だ。




今日は特に予定がなかったので、
大会まで気分を盛り上げるためにオリンピックの会場を見に行くことに。

2日前まで運行していなかった地下鉄が、
ちょうど昨日動き始めたらしくオリンピック会場へ行くのが簡単になったのだ。

とは言え、まだ全線は開通していないらしく、
オリンピック会場の入り口で地下鉄は行き止まり。
本当はそこからさらに会場内に入っていける路線に乗り継げるのだが、
今日は入り口で降りてそこから歩くことに。

地下鉄の駅を出ると、
ひろい道が一直線に伸びている。
横に立っている看板を見れば一目でオリンピック会場への道だというのがわかる。

なんか盛り上がってきたー!
と思った矢先、さらにハイテンションにさせる奴が見えた。



鳥の巣ーーーーーーーーーーーーーー!!!!!





鳥の巣だぁ。テレビで見たやつだー!
なんだかこう、編み編みっとした建物が目の前に見える。

やっぱりオリンピックは見るべきだね。ふっふっふ。とほくそ笑む。


しかし鳥の巣はまだまだ遠く向こう。
近くまでは徒歩で移動するしかない様子。
バスも走っているみたいだが、
制服をきた人だけが乗っているため、乗れるんだか乗れないんだか良くわからない。

中国人のみなさまも、オリンピック前に見物に訪れるらしく、
何人かが鳥の巣までの道を歩いていく。
僕も便乗してまっすぐな道を歩くことに。


オリンピック会場までの行き方を教えてくれた人が言っていた、


「アンコールワットの朝日を見に行っている気分」


というのが至極的を得た表現だということわかる。

もうすぐそこに迫っているのになかなかたどり着けない歯がゆさ。
いつの間にか小走りになってたりして。


鳥の巣まで大きな通りを挟んですぐそこまで迫ると、
みんなで写真撮影大会が始まる。

交通ルール何のその、みんな道路の真ん中までいって写真撮影。


物足りない人たちは、さらにぐるりと遠回りをして道を渡って、
もっと間近で写真撮影大会。もちろん僕はその物足りない人の一人だ。


予想よりもでっかい鳥の巣の全景を見てると、
なんだかわからないが子供のようにワクワクを感じる。

へんてこ好きの中国建築物の集大成とでも言うべきその建物。
中国がオリンピックにかける意気込みを語っているようだ。

ちなみに周りにもへんてこな建物がたくさん。
きんと雲のような形をしたビルや

建物の付近では軍隊が警備をしているのか、
軍服を着た人たちが行進しているのが見える。
さらに、建物のフェンスの周りにはいたるところに警備の人が立っている。



鳥の巣見学を満喫して、帰り道。


「昆明→北京」と書かれた荷台をひいた自転車が止まっているのを見つける。
なんと自転車で遠く昆明からオリンピック目指してこいで来たようである。
昆明といえば、僕が1ヶ月前に中国の旅を始めたところ。
バスや列車を乗り継いでも遠いと感じているのに、なんと自転車で。
ちなみに漕いでいたのは変なハートのめがねをかけたヒッピーなおじさんだ。

オリンピックは変人が集まる時でもあるらしい。




オリンピックモードに火をつけた後は、
これからモンゴルへ行くためしばしお別れのカミヨシと小龍包を食べに行く。




せっぴん。絶品!!!!



いや、ほんと美味しい。ここ鼎泰豊の小龍包。

口に入れた瞬間、カニの香りがふわっとなって、じゅわっとなって。
あふれた熱々の肉汁をじゅるじゅるっとして。


あぁ、もう一度食べたい。。。



今まで色々中華料理を食べてきたが、
今日の料理はちょっとレベルが違っていた。

小龍包、チャーハン、デザートなどなど。
すべてが完璧に美味い。

ちょっぴり高級な店なのだが、それでも一人3000円程度。
※僕らはこれをワタミプライスと呼んでいる。


んー、やっぱ中華料理はいい店にいくと違うものが食べられるらしい。


あぁ、しかしもう一度食べたい。。。
(また言う。思い出すだけで・・・)



満たされたぁ。と心から満足。



あぁ、また食べたいw

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