2008年7月17日木曜日

世界一周 in (9)中国/天壇公園と北京ダック







DATE:2008/07/17 China - Beiging -


今日は友人のカミヨシ女史が休みとのことで、
一緒に北京の天壇公園に行くことに。

体調の回復度合いは60パーセントといったところか。
約束は午後からにしたので、午前中はモンゴル大使館へ。


そうモンゴル大使館!
急遽予定を変更しモンゴルへ行くことにしたのであーる。

なぜならば、それはもちろんオリンピックを見るため!
どうやらチケットも手に入るらしく、
中国のオリンピック熱にもほだかされ、
やっぱり見たくなっちゃったオリンピックw

せっかく来てるんだしね。ということで、急遽予定を変更し中国編を延長することに。

とは言え僕のビザリミットはオリンピックまで持たないため、
ビザの延長か他国へ出国してのビザクリアが必要になる。

そこで思いついたのがモンゴル脱出案。

もともと行きたかったモンゴル。
時間の都合上、今回はいけないと思っていたが、
急遽ぽっかり明いた2週間のオリンピックまでの空白期間。
中国で行きたいところもまだまだあったが、
ここは一つモンゴルに行ってこよう!
とモンゴル行きを決めたわけでございます。


そして意気揚々とたどり着いたモンゴル大使館。
北京の大使館は秀水街というエリアに密集しており、
ものものしい警備が張り巡らされている。

モンゴル大使館に行くにも警備員が立つ門を開けてもらって、
訪れる必要がある。

中国語の勉強でならってまさか使うとは思っていなかった、
「大使館」の中国語を繰り返しとりあえず潜入成功。

モンゴル大使館の前には人だかりができている。
他の大使館はひっそりしたものなので、やはり隣国ビザを取る人は多いようだ。

その列に並ぼうとすると声をかけられる。
何を言ってるかは中国語なのでよくわからないが、
なんだかまずそうなのがわかる。
彼がしきりに指を指す方向を見ると

「ビザ受付時間11時まで」

ほう。既に12時ですが何か?

という訳であえなくビザを断念して、
もう一つの用事、JALへと向かう。
世界一周チケットについてあれこれ確認し、カミヨシと合流する。

久しぶりに冷やし中華のランチを食べて、
天壇公園へ向かう地下鉄に乗り込む。


天壇公園は世界遺産にもなっている、中国最大の祭殿。
つーか中国、世界遺産ありすぎじゃね?と思うのだが、
その一つ一つがやはり素晴らしいので文句は言えない。


地下鉄を降り、チケットを買い入場すると、
そこには意外なものが待ち受けている。

トランプや歌に没頭するおじちゃん、おばちゃん達だ。

よくわからないのだが、
祭壇へ続く回廊でかなりの数のおじちゃん、おばちゃんが
なぜかトランプや音楽、踊りなどを練習している。

既に中国に1ヶ月もいると見慣れたものだが、
この中国民族文化紹介コーナーのような回廊は、
はじめて中国を訪れた人たちにとっては
十分なカルチャーセンターとして機能するかもしれない。

入場にもチケットがいるため、この人たちがどうやって入ってるかはわからないが、
もしかして政府に雇われているのかもしれない。
それにしては気持ちよく歌ったり、胡弓を弾いたりしてるが。

よくわからないまま、意外なオープニングを満喫して
祭壇へとたどり着く。


はじめて見た丸い木造建設。


なんだかモンゴルのパオを思い起こさせるような姿だ。
やはりここを収めた北方民族の影響があるのだろうか。

円形のその姿はの下には故宮と同じように、
大理石の円形の台座に支えられている。

色使いや建築手法などは故宮に似ているのだが、
やはり円形というのが目新しくて印象に残った。
世界の仏教系の建築で円形であるものはどれだけあるのだろう。
けっこう特殊な建築物なのではないかと思った。

音が反響するといわれる回音壁などを抜け、
大理石でできた三段の丘の上に上る。

風邪が抜けていくさわり心地と、
沈んでいく太陽の雰囲気が心地良く、風に吹かれてゆっくりと時間を過ごす。



夜からはカミヨシの友達と北京ダックを食べよう企画があるので、
ちょっぴり空いた時間で国貿の近くにあるショッピングセンターに行ってみる。

ここは高級ブランドショップが立ち並ぶ、北京の最先端ビルらしい。
なぜかスケートリンクが併設されていて、
時間が来るまでの間、飽きずにずっとそれを眺めていた。


そして待ちに待った北京ダックタイム♪
彼が焼きあがるには1時間ほど時間がかかるとのことで、
適当な中華料理をつまみながら彼を待つ。

1時間後、彼は肉だけになったあられもない姿で現れたのである。

食べ方を教わって、
肉を甘辛いタレに付けたあと
ライスペーパー?に包んで、残りの野菜を乗っける。
それを左右から折りたたむように包んで口の中に放り込む。

んま~い♪

ジューシーな油が口の中に広がる。
甘辛いタレも絶妙な上手さ。



しかし・・・体調が完璧ではないこの私にはやはり油が強すぎたようで。。


2つ3つ食べるも、後が続かない。
うまいとわかっているものが目の前にあるのに、
手を出せない、なんと無念。

まぁ、おいしかったからいいや。腹八分目。
おなかいっぱい食べるのはまた次回ということで。

再開を近い店を出る。


体調もあんまりだったので、そのままホテルに帰りご就寝。
北京ダック。また会えるかなー。

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