世界一周 in （９）中国／新年快楽！

DATE：2008/07/02 China - Chengdo -


はっぴば～すでぃとぅ～ゆ～♪

な感じで今日は誕生日！
海外で過ごす誕生日も変な感じ。


mixiや何やらでいろいろお祝いメールをいただく。
うれしいねぇ。やっぱり。皆様ありがとう！



さて誕生日をどう祝うか。

誰かと一緒に祝うのもまぁ難しい。
ここは一つ例年通りワインでも買って楽しもう。


そう思い、まずは宿をちょっと良い部屋に移動♪
ＤＶＤもテレビも付いて快適☆快適♪


お次はお買い物。とは言え早すぎるのもなんなので、
やっぱり三国志を読んで時間をつぶす。

５時ごろから行動開始。
そう言えば成都の町をまったく探索していなかった。
そのため、どの辺が繁華街かもまったくわからない。
そしてこの町は大きいのである。
雲南省の首都である昆明も大きかったが、四川省の首都もまた大きい。

徒歩で回るのは無理な町。
とりあえず以前通った道でにぎやかそうな場所に当たりをつけてバスに乗り込む。


ナイキ、マクドナルド、映画館～と繁華街らしき場所にたどり着きそこで降りてみる。
思った以上に店が立ち並びにぎわっている。
そう言えばなぜか中国の町には「ナイキ」がどこにでもある。
オリンピックを前に流行っているのだろうが、
どちらかと言うと中国人のファッションがスポーティなものが多いからなのかもしれない。

ショッピングセンターが立ち並ぶ中を品定めをしながらぶらぶら歩く。

そこでふと目に付いたのが、


「伊藤洋貨堂」



おぉ！まさかのイトーヨーカドー！
ここなら全てがあるだろうと食品売り場へと向かう。

すると「伊藤夜市」と書かれたタスキをかけた店員に迎えられる。
なんだかわからんがおかしいぞ。伊藤夜市。


お買い物ついでに店をうろうろ。

中国のスーパーマーケットは目茶苦茶おもしろい。
東南アジアのマーケットも面白いが、中国はまた格別。
なにせ扱っている食品の種類が半端じゃない。
そしてなんだか良くわからない調味料なのかさえわからない、食材がずらりとあるのである。
さらに鳥の丸焼きあり、惣菜ありとありとあらゆるものが売られている。

そしてなぜかお菓子だらけのスーパーマーケットも存在する。
生鮮食品が売られていないところは大概お菓子だらけだ。なぜなのだ中国人。


そんなわけで関係のない棚をうろうろとしながら、
やっとこ目的を思い出してワイン探し。
ワインセラー、まではいかないが
とりあえず５０本ほどのワインが並ぶ売り場を発見。

中国ではワインは高級なお酒に入るのか、
なんだか高級感が溢れる売り場である。

棚を見ていると店員がいろいろ説明してくれる。
全然わからないけどお構いなしだ。さすが中国人。

結局なんだかわからなかったがお勧めの一本を購入。
このワイン、年代はわかるが品種さえもわからない。
すべて中国語で書かれた「長城ワイン」
気にかかるのは漢字で「高級干紅葡萄酒」と書かれていること。
まさかと思うが干し葡萄ではないかとの疑念が起こる。まさかね？？？


ついでにケーキ屋さんを見つけたので、
中国らしい明らかに怪しい黒と黄色のデコレーションがされた１つを購入。
購入後、持ち帰りようのケースとかないの？と聞いてみると、
「没有（ないよ。そんなの）」とのこと。
イトーヨーカドーとは言え、そこは中国イズムである。

そういえば中国の買い物袋は有料のところが多い。
環境意識が高いのかと思ったのだが、
バスからペットボトルを投げ捨てる人たちを見ると、そうでもないような気がする。
単にコスト意識の問題だったりするのかもしれない。


ワインとケーキ。さてメインディッシュは何にしよう？


やっぱりケンタッキーでしょー！


と好物探し。すぐに見つかり６ピースパックを購入する。
そう言えば中国に来てから、久々の洋のモノ。６ピースぐらいペロリだ。



お買い物を済ませ、バスで宿まで戻る。

ゲストハウスではＤＶＤのレンタルや漫画、本などが借りられる
遊びには便利なところが多い。
ここもその一つで、ＤＶＤを幾つか借りて部屋に戻る。


食べ物をセッティングしワインを空ける。
ＤＶＤをセットし後はゆったりとくつろぎタイム。
誕生日の夜は更けていく。



そういやなんでまた、僕は一人の誕生日の様子を赤裸々に書いてしまっているのだろうｗ






思えば遠くへ来たもんだ。
と考えたが、最近はどちらかと言うと日本に近づいて来ていたり。
５ヶ月かけて日本付近に戻ってきたわけだ。

この５ヶ月、本当にたくさんの経験があった。たくさんの出会いがあった。

さて今歳がまた始まった。
２８歳は１年中旅をすることになるだろう。

足りないものがあるわけじゃない。最近そう思う。

じゃぁ、なぜ旅をするんだろう。

誰かに出会いたい。何かを見て感じたい。
それは足りない何かを埋めるためのものなんだろうか。

違う。それはしっくりこない。何かを探しているわけではないのだ、きっと。

生まれ変わりたい。本当の自分を見つけたい。
それもまた、違うのだ。僕は僕でしかないのだから。


知りたい。知りたい。知りたい。


たぶん之が僕を動かす最大の原動力。旅の目的もこれなのだ。

なぜ、知りたいの？それに答えることが僕はまだ出来ない。


知識をひけらかしたい？知らないと不安？

それだけじゃない欲望が僕の中にあるのを知っている。


なぜ生きているの？なにを知りたいの？


生きることは自然なものだ。だからそれに答えようとは思わない。
でも僕は何を知りたいと思っているのだろう。悟りでも開こうと言うのかしら。

まだ答えはない。この旅はそれを解き明かすたびなのかもしれない。
２８歳。まだ僕は何も知ってはいない。


ともあれ新しい歳になった。まだまだ目の前にワクワクは広がっている。

「新年快楽！」


さぁ、今歳も楽しもう！

みなさま今歳もよろしくお願いいたします！