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DATE:2008/06/24 China - Shanglila -
今日は朝5時から早起きし、早朝のバスに乗るためにバスターミナルを目指す。
眠い目をごしごしし、バックパックを担ぎ、
バスターミナルまで到着!
今日からのルートは四川省の西部を北上し、
省都の成都へと向かうルート。
ここもチベット自治区のため、面白い風景が続いていく。
バスのチケットカウンターで「稲城」というところまでのチケットを買う。
片言の中国語とメモ張でここに行きたいんだとアピール。
おばちゃん、わかった様子。そして厳しい顔で、
「だめ、行けない」
え?なんで!?
最初バスが無いのかと思い、
時刻表を指差し書いてあるじゃんとアピール。
なんだか違う様子。
「△●×■中国人○×■」
なにやら中国人がどうやらと言っているようだ。
試しに「日本人」と言ってみる。
オバチャンうなずく。
もう一度「不 日本人」と書いたノートを見せてみる。
オバチャンうなずく。
・・・まさか、外国人は通れないの!?!?
情報では今年の春ごろまで通れてたのこと。
しかし今現在、僕らの旅には2つの問題がいつも付きまとう。
「四川省地震」
「チベット問題」
今まさに中国で現在進行形の問題として存在する。
この二つは避けては通れないし、情報もまた今までとは違うことが多くなる。
古い情報は参考程度にしかならない。
ルートがあるかないかだけではなく、
今そこにいけるかどうかさえもわからないのだ。
直接の問題がそれだったのかはわからないが、
ここに来て影響らしきものを感じ始める。
これから向かう省都の成都ではさらにそれが如実になるだろう。
完璧に遊び気分で来ている僕ら旅人と、
その現実のずれが少し怖い。
圧倒的に絶望的な現実の中で必死に生きる彼らの前では、
僕らはただの邪魔者でしかないのかもしれない。
結局のところなんで通れないのかはわからなかったが、
予定を変更し雲南省の中央部を北上し成都へ向かうこととする。
バスのチケットを予約して、さぁどうしたものか。
既にチェックアウトを済ませて荷物は持ってきてしまった。
ただいま7時。バスの時間は17時。
まぁ、どうにかなるねと宿に戻ることに。
チェックアウト後のキャンセル。という新しい技にチャレンジし見事成功。
12時までのチェックアウトまでしばしオヤスミ~♪
宿ではなんかイスラエルのテレビクルーがドキュメンタリーを取ってたりして騒がしい。
チェックアウト後も、町を歩き、
昨日別れたはずの友たちと苦笑いの再会をし再度別れを惜しむ。
また来るねー!
そう誰ともなしに話しかけ、この町を出て行く。
さあ、今日から明日は移動移動!広いぞ中国!
そして地震の中心地へと向かう旅でもあるのだ。
そこにはどんな現実が待っているのだろう。
怖くもあり楽しみでもある。僕はまだ傍観者だ。
そしてそれはいつしか変わり行くものなのかもしれない。
ともあれそこへと進む道はシャングリラの香りする
お花畑を抜けていく。
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