2008年6月1日日曜日

世界一周 in (7)カンボジア/これから町







DATE:2008/06/01 Cambodia - Phnom Penh -


カンボジアの首都プノンペン。
バスに揺られて6時間、アンコール遺跡を後にしてカンボジア最後の都市に足を踏み入れる。


なんだろうな、この町は。

何もないと言えば何もないし、
かといって無視できる存在ではない。
そんな感じ。

特にこれといった観光名所はないのだが、
町自体が「これから」という印象を与える。

内戦やアジア危機などの影響を受けて、
この町自体が発展を始めたのはほんの十年ほど前のはずなのだが、
市場は賑わい、大きな百貨店ができ、町には車が走り回る。
思った以上の発展度合いにかなりの驚きがある。


その中心を担ったのは中華系の民族だろう。
町を見れば中国語があふれその影響が如実に見える。

もともとが歴史的に中国の社会主義を模倣するなど、
近しい存在だったためだろうか。
それでもポル・ポト時代には中華系の人間はほぼ虐殺されたらしいため、
人々はそのときの生き残りや、それ以降の移民などなのだろう。

彼らの複雑な歴史がこの町を支えているような気がする。


カンボジアの時間もあと一日。
この国の複雑さをさらに感じながら、もう少しだけ居候をしよう。

1 件のコメント:

  1. コメント
    トモコ2008年06月09日 00:25
    カンボジアの次は何処へ?

    それにしても、中華系の人々は世界中のどこでも
    コミュニティーを作って根付かせていてすごいね。

    気をつけて旅を楽しんで
    鉄平2008年06月09日 18:15
    >トモコ

    次はベトナム~♪
    つーかもうベトナムw

    いやぁ、中国にますます興味津々ですよー。
    ベトナムも中国の影響がすごい!

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