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DATE:2008/05/07 Thailand - Bangkok -
別れの朝。
空港で見送る僕。イミグレーションに吸い込まれてく彼女。
決まっていた別れだけれど、やっぱりなんだか寂しい。
部屋に戻り、一人で贅沢な部屋を堪能するもあまり楽しくはない。
なんとなく無気力な時間が過ぎていく。
昨日やったムエタイのトレーニングのせいか体もぎこちない。
ホテルをチェックアウトし、また次の旅に進もうとするも、
やはりちょっと気力が湧かない。
意外と大きな存在に気づく。
まだ受け取りに行っていなかったインドビザを申請し、
受け取りが3時になると告げられる。
しかたなく、時間をつぶすべくコンタクトレンズやら何やら、
バンコクで揃えようと思っていた品々を買出しに出かける。
なんとなく無気力のまま動いているので、効率も悪いし、得たものも少ない。
百貨店の休憩コーナーで腰を下ろし、次の予定について思いをめぐらす。
そこに一人の男性が声をかけてくる。
彼曰く、
自分はマレーシア人でタイへは観光に来ているらしい。
自分もマレーシアを越えてタイに来たこともあり国の話やタイの話に話が弾む。
そして彼はこう切り出した、
「妹が日本の手紙を受け取って読めないから読むのを手伝って欲しい」
ん~~~~~~~~~~~~!?!?
一瞬にして無気力だった自分のが覚醒したことに気づく。
リメンバー、クアラルンプール。お久しぶりです、詐欺師様♪
なんだかわからないが思わず笑ってしまう。
まさか、はるばるここまで出張してきているなんて・・・。
一瞬にしてバックパッカーモードに覚醒し、本来の自分を取り戻す。
インドビザの受け取りの時間もあったので適当にあしらってその場を去る。
なんだかわからんが、この詐欺師のおかげで一気にテンションも回復。
次の旅へと気持ちも切り替わる。
バンコクの夜もこれでサヨナラ。
バスターミナルに行き、スコタイ行きのバスチケットを購入。
さて、行くぞ。次の世界へ!
明日はどこで何をしている?そんな世界へいざ舞い戻らん!
バックパッカー・リターンズ!
またまた一人旅の始まりです。
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