![]() | ![]() | ![]() |
DATE:2008/05/04 Thailand - Bangkok -
バンコク発の早朝の便に乗り込み、再びバンコクへ。
バンコクから市内への移動はお互い何度も往復するうちに賢くなり、
指定の空港利用税などがかかる到着ポイントのタクシーではなく、
出発ポイントに到着したタクシーを捕まえる手段を試す。
早朝なので高速も使わずに行ったところ、
時間もほぼ変わらず、400バーツ程度のところが200バーツで済む。大成功。
旅に慣れるといろんなことに賢くなる。
今日はバンコク近くにある水上マーケットへと足を伸ばす。
土日しかやっていないこのマーケットのため、いろいろと日程をやりくり。
バンコクの早朝便で帰ってきたのもその為である。
しかしながら。。。
昨日の晩、二人は大切なことに気づいてしまった。
ガイドブックに載っているマーケットと、行こうとしていたマーケットが違う・・・。
急いで調べるも、
ガイドブックに載っているのは観光客にも有名なバンコクから約2時間程度の場所にあるもの。
僕らが行こうとしていたマーケットはガイドブックにも乗っていない、地元ローカルの水上マーケット。
調べたところ、もともとイメージしていた有名な方のマーケットには、この日程だと間に合いそうもない。
なにせ午前中から午後ぐらいまでしかやっていないし、さらに行くためにはツアーなどの予約が必要。
バンコクに10時ぐらいに着く僕たちには不可能な選択だったのである。
急遽、予定を・・というよりもイメージを変更した僕ら。
行き先は、ボートが行き交う賑やかな水上マーケット。。ではなく、
ボートもたまに使う水辺のマーケットになったw
それにもめげず、当初泊まろうとしていたホテルがチェックアウト待ちになったことにもめげず、
水上マーケットを目指す僕ら。
バスに揺られてえんやこ~ら。たどり着いたその水上マーケットは、、
まぎれもなく「水辺の市場」だったw
水辺の川岸に市場がずらりと並び、様々なものが売られている。
水の上ではオバちゃんが申し訳程度にカヌーのようなボートを漕いで、果物などを売っているも、
ほぼメインの市場は水の上にある。
その中でも特に川縁に設けられた水上レストランが人気を博しており、
川で取れた魚などをそのまま調理し、丸焼きにして売っている。
取れた魚をその場でさばき、香辛料や香草を魚のおなかの中につめ、
塩を振った魚を炭火で一気に焼き上げる。
しかもその魚のサイズがでかい。体長50cmもあろうかという魚。
その魚が餌付けされ、レストランの横の川を泳いでいるのだから面白い。
既に昼食を済ませていたものの、「これは食べるでしょー」と、
英語がわからない店員さんに魚を指差しオーダー。
しばし待ち、差し出された魚はしっかりと実が詰まった白身魚。
さっそく、辛めのソースに付けて味わう。美味い!
味は淡白だが、しっかりと肉がしまっていて、
香草のせいなのか臭みもない。
しかもこのボリューム。一人であったら食べきれない量だろう。
お互いすっかりはまり、またまた無言で魚をむさぼる。
最後の一欠けらまでしっかりと。この辺はお互いの日本人魂に精をこめる。
結局は水上マーケットというよりは水上レストランだったが、
思いもしない巨大な魚を食べられたことで二人とも満足。
時間も余ったのでまだ行けていなかった「暁の寺院」ワットアルンへと水上ボートで向かい、
美しさを楽しむ。彩の美しさ、僕はバンコクでこの寺が一番好き。
帰りがけにタイ古式マッサージにチャレンジし、旅の疲れをリセット。
でもイタヒ。。。
タイ古式マッサージはサブミッション系のマッサージと打撃系のマッサージを組み合わせた、
まさに総合格闘技タイプのマッサージ。
肘や膝でいろんなところをぐりぐりされたり、
なんだかわからんまま腰をぐるんと回され、ボキボキっと骨のゆがみをなおしたり。
気持ちいいかどうかはわからんが、なんだか「利く」気がする。
そして個人的には終わった後に、なぜか「やりきった」感もでる、不思議なマッサージだった。
夜中。僕がカオサンロード付近で最も気に入っている「トンさんの店」に行き舌鼓を打つ。
なぜかその後、宴会モードになり久々に酒を飲み明かす。
ちなみに議題は「日本の教育問題について」 なぜバンコクでw
なかなか渋い話題だったものの、お互いの主張がぶつかり合い、
学生時代のような、なかなか熱い夜を過ごす。
海外に来ると、日本のことを考える。
青臭い議論も時には僕たちには必要だ。
僕たちの心の中にはちゃんと「国」というものが存在しているだろうか。
0 件のコメント:
コメントを投稿