2008年3月25日火曜日

世界一周 in (2)インドネシア/クレバーな農夫






DATE:2008/03/25 Indonesia - bukittinggi -


今日はぶらぶら歩いている間に出会った地元民とガイア・シノッ渓谷にトレッキングに。

まさにトレッキングな感じで、渓谷の中を横を崖を。
時にはというより度々、川の中を突っ切ったりして渓谷の景色を堪能。

でっかいカブトムシを見たり、
途中の滝では二人でオールヌードになり、日本流修行、滝打ちにチャレンジしたりして。
小さな滝なのだけれど、滝の水が気持ちいいのなんの。
終わった後には二人で素っ裸で日干し☆
なんか超遊んだ感じ。




でも一番に感銘を受けたのはこの地元民。


最後までお金が欲しいと言わなかったことも凄いが、
(もちろんそれは悪いのでご飯代だけは渡したけど)
帰り際に彼が言った一言が凄かった。


「次に君の友達がここに来たときには俺の事を紹介しておいておくれ」


やっとここで出会った、初のマーケティングがわかる人。
いままでの観光客相手のインドネシア人は、「今いくらお金を落とすか」しか見えていなかった。
だから帰り際に法外な値段をふっかけてお互い気分悪く別れることになる。
そしてそいつと出会った人は悪い思い出を誰かに話すだけだ。

でもこいつは違う。明日、食える飯のほうが大きいことを知っている。


彼自身は、近所で農業を営んでいる農夫なのだけれど
英語が堪能だったことを見ると観光客相手に今日のようなガイドをし、サイドビジネスにしているのだろう。

正直、インドネシア人の人間力は凄いと思う。ただし知恵が少し足りない。
それは勉強して得られるタイプの知恵だと思う。

インドネシア最後にして、それを実践している人間に出会えた。
しかも彼はただの農夫だ。あんびりーばぼー!


ただ一つ。彼の戦略には重大な欠点がある。

ここはブキティンギ。観光客の数もまばらな街。
バリ島でこの方法をトライすればリッチになれる可能性は高いんだけれど、
この街では回転する可能性が低すぎるんだよなぁ。

残念。


単に通り過ぎる街と思っていたブキティンギで意外な出会いがあった。

いつの間にか明日はインドネシア最終日になっていた。
スマトラ島、なんかジェットコースターのように通り過ぎたな。


次の国はシンガポール。
どんな街なんだろう。マーライオンしか知らないけど・・・w

さぁ、またもうちょっとバスの旅♪

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