2008年3月16日日曜日

世界一周 in (2)インドネシア/出会い。プチ二人旅







DATE:2008/03/16 Indonesia - Yogyakarta -


「おー!!!ここ泊まってるの!?」

と偶然にもジョグジャカルタの旅の友、アヤノ女史と再開したのは宿のロビー。


実は。

バリ島のバスステーションで、既に出会っていた彼女。
完璧地元民のみのアウェーの地で偶然に日本人の彼女に出会う。
欧米人含め、外国人は僕ら二人のみだった。

アウェー感漂う中、お互いの旅の話を語り合い、
「またジョグジャカルタで!」と別れた二人。

そう。二人のバスは別々だったのだが、
恐らく終着地点は同じだしフェリーでも会うだろうと思っていた。



が・・・僕はなぜか、よくわからんジョグジャカルタの郊外へ降ろされたのであった。

地図はない。もちろん情報なんて調べていない。
完全に観光情報センターに頼り切っていた僕は、いきなり路頭へ迷う。
とりあえずタクシーのおっちゃんに頼み、安宿街に連れてきてもらうことに。

恐らく安宿町らしいところに降ろされ、不安ではあったが宿探しを開始。
まぁ、例のごとく客引きはたくさんいるわけで、宿を探すのにそんなには苦労しない。
何件かの宿を回り、5件目の宿に泊まることにする。
バリ島と違い、ここは都市。安宿は水シャワーが常識らしい。
ランクを少し上げようともその辺は変わらない。あぁ、素晴らしきバリ島。


そう。そんな偶然に決めた宿に、これまた偶然、件のアヤノ女史も宿泊してたのであった。
聞いてみると彼女は客引きではなく、自力で宿を探したらしい。いやはや偶然ってあるものね。


アヤノ女史。

一人で旅をしているという日本では珍しいタイプながら、今まで5ヶ月もアジアを放浪していた強者でもある。
中国からアジアに入り、ベトナムからタイまで陸路を行き、
果てはラオス、インドネシアはフィリピンからフェリーで入国したというバリバリのバックパッカー。
これからの予定も5ヶ月かけて陸路でタイからトルコまで抜けるという。

そういえば初めて会った一人目の日本人バックパッカー。
欧米人で旅をしている人はたまにいたが、日本人では初めてだった。
一歩、観光地を離れればこんな出会いもたくさんあるのかな。

ジョグジャカルタの日程もお互い似たような感じだったので、
さっそくツアーの予約などをし、これから二日間ほど一緒に観光をすることにする。
そういえば、こういう風に誰かと旅をするのも初めてだなぁ。新鮮。


二人でジョグジャカルタ唯一の観光名所、クラトン王宮を訪れる。
王宮では地元の中学生が英語の勉強のために観光客を手当たり次第に捕まえて質問をしている。
当然、僕らも捕まり別に上手くもない英語で彼らの質問に答える。
次から次へと来る彼らに取り囲まれてなんだかスター気分を味わった。

その後、水の宮殿と呼ばれる王宮のひとつに行き、
王様は昔、プールで44人の女性を泳がせ覗き窓からその中の1人を選び夜を共にしたという羨ましい話を聞き、今日の予定は終了。


二人で旅の話や情報交換をして夜が更ける。
話はジェットコースターのように人生論や結婚、家族の話などにもおよびいつの間にか寝る時間に。

なんかたまにはこういう旅もいいかな、やっぱり。


感動や印象は、誰かに伝えることでもっと深まることもある。
そこに誰かがいることで忘れられない経験になることもある。

一人旅が一番だとか、そんなのどーでもいいじゃないか。
旅のスタイルはそれぞれ。いま一番楽しめるスタイルでいよう。


というわけでほんの少しプチ二人旅。楽しもう!

1 件のコメント:

  1. コメント
    ゆきぞう2008年03月20日 20:54
    感動を分かち合えるっていいよね!

    美味しいものを食べたり、
    ステキな景色を見たりする時は、

    一人より二人がいいです。

    そろそろ私は中国イン。
    鉄平2008年03月22日 09:08
    >ゆきぞう
    お!ついに母国に戻ってきましたかw

    中国もなんか1ヶ月以上いるとビザいるみたいですね。
    いろいろ後で情報教えてください!

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