2008年1月29日火曜日

世界一周 in (1)オーストラリア/鳥と遊べ







DATE:2008/01/29

結局、2日滞在を延期w

さて。


シドニーには、あふれんばかりの鳥たちでいっぱいだ。

これは自然保護の賜物。


というわけではなく、日本で言うとハトみたいなものみたいだ。


ハトの代わりに、カモメや口ばしの長い得体の知れない鳥たちが、
公園の中を縦横無尽に闊歩している。

公園の多いシドニー。彼らの生きる術は多すぎるぐらい用意されている。


そんな鳥の一人が、偶然座っていたベンチの横に、
ちょん。と居座る。


1分。離れない。

5分。離れない。

10分。離れない。


なんだかこいつと会話しているようになり、

「Where you from?」「Do you want to join my trip?」

なんて適当なことを言ってたら、
おばさんの投げた餌に向かって飛び立っていった。


薄情なやつ。



今日は、街の中心のビジネス街へ足を運び、ふらふらとお散歩。

心なしかこの街はスーツ姿の人間が少ないのは気のせい?夏だから?

なんて事を思いながら、アメリカンエクスプレスのオフィスで
T/Cを両替し懐あったかな気持ちでゆるゆると帰路に立つ。


六本木ヒルズのような近代的な建物がありながら、
その中に普通にレンガ立ての歴史の趣があるビルが立ち並ぶこの地域。

現在と過去が無理なく同居している。


そういえば日本にはこういう場所があまりない。

浅草。京都。奈良。

新宿。丸の内。大阪。


それぞれを有している街は多いが、その両方となると思いつかない。


そういえば、日本の家の寿命は50年弱なのに対して、
欧米の建物の寿命は100年以上と聞いたことがある。

そういやサッカー選手の中田が、
New Yorkに築100年以上のビルを買ったと聞いたことがある。


片や木造建築。
片や石造りの建物。


他にも台風や、地震などの環境の違いがあり
平均寿命に差が出て当たり前なのだろう。


でもそれだけなのかな。


そこに住む人たちの意識の違い。あるんじゃないか。

日本にも京都や奈良は未だに歴史的な街並みを残している。

もちろんそこには、住む人の努力や愛があるわけで。
何かを捨てなくてはキープできないものもある。


でも、それらと現代の調和は美しいよね。やっぱり。


今あるものを慈しむ心を。100年後も使い続けられるクリエイティブを。



空をコウモリの群れが飛んでいく。なんだか優雅な姿だ。

1 件のコメント:

  1. コメント
    ピンガー2008年01月30日 16:30
    ほーー。
    面白く日記拝見しております。
    「古いものを大切にすること」
    けっこう忘れられつつあるかもねー。
    飽食・物の世の中ですが、物を慈しみ、大切にする心を忘れないようにいきたいと思いました。
    将軍様2008年01月30日 23:39
    まとめて日記読みました。鉄平ちゃんが、満喫してるのが伝わってきて、非常にうらやましいです。こっちはこっちの日常で、負けないように対抗したいと思います。日記、期待してるよん。
    鉄平2008年01月31日 07:25
    >♪ひさえ♪

    コメントさんきゅ。

    新しいものも大好きなんだけどね。
    両方いっしょに大事にしてきたいよね。

    人もモノも。


    >将軍様

    うん。超満喫中♪

    将軍のサラリーマン日記にも期待してるw

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