DATE:2009/04/01 Chile - Santiago -
「・・・マジ?」
「うん・・・マジみたい・・・」
レストランを出て数歩歩いただけ。
曲がり角を曲がったばかりの所で気づいた時にはもうマサミのカバンのチャックは開いていて
そこからは既に財布が抜かれていた。
一夜明け、さておいしい物でも食べに行くかと歩き出した僕たちの予定は一気に消え去り、
そして同じく僕らのテンションも一気に下がっていった。
サンティアゴ恐るべし。なんて冗談でも言っていられる状況ではないが
ほんの1分にも満たない時間で起こった出来事はやはりプロの仕業としか思えなかった。
「帰ろっか」
そう言って警察に行くのも明日にしてともかく部屋へ戻った。
しばらく現実感を取り戻すまでぼーっとした後に、
カードを止めたりその他もろもろの事務手続きをして今日一日が終わった。
うぇーん。そんな時は泣くっきゃない。
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