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DATE:2008/04/01 Malaysia - Malacca -
宿の居心地がいいので午後までごろごろと。
マンガを読んで、情報誌を読んで、ゆーっくりと。
そういや、僕にとっては毎日がお休みなはずなのにあんまり休んでないな最近。
バリのウブド以来、けっこう駆け足で動いてきた感がある。
ここらで一服するのも悪くはない。
おなかも空いてきたので、食事がてら観光に。
マラッカの町にはショッピングセンターがあふれ、ホテルが立ち並んでいる。
観光名所が一箇所に集まっている都合の良い環境なだけに商圏がコンパクトにまとまっているようだ。
観光客も多い。
欧米人なども確かに多いのだけれども、中国系や地元の人々の姿も良く見かける。
クアラルンプールからも約2時間の距離、観光地としては魅力的なわけだ。
そんなわけでフードコートなども多く食事にも事欠かないわけなのだが、
残念なことにあまり「マレーシア」という感じがするお店が少ない。
既に都市化している町には小奇麗なレストランが多く、
インドネシアで毎日見かけていたようなイメージ通りのアジア屋台というのは中々見つからない。
そこで気づく。
「あぁ、ここはインドネシアじゃないんだな。」と。
なんだか東南アジアというといっしょくたなイメージを抱いていたが、
当たり前のように国が変われば、食事のスタイルも人間も変わっていくのが当然だ。
沢木耕太郎の「深夜特急」で主人公が感じた、「ここはマカオじゃないのだ」という気づきがリアルにわかった。
小説では主人公が訪れる町を衝撃的だった最初の町マカオと比べてしまうシーンがある。
彼と同じように僕もまた、マレーシアの町をフラットに見られなくなってたのかもしれない。
そう、ここはマレーシアなのだ。
そんなことを思い近くの綺麗な屋台モールで食事をし(うまい!)、町を散歩し、マラッカ海峡を眺め、ホテルへと戻る。
マラッカを1,2時間歩くだけでこの町の占領の歴史を知ることができる。
ポルトガルからスペインになりイギリスになり、日本で幕を閉じる。
それが各々の建築物に現れていてなんだか面白い。町の雰囲気もなんだかごちゃまぜだ。
道を曲がる度に変わる民族。中華系がインド系になり、マレー系になり、また中華系へ戻る。
マレーシアは多民族国家の国だ。
だからなのか、なんだか捕らえようのないイメージなのだが、その面白さは気に入り始めている。
気がつけば既に4月。
日本では桜が咲き始める季節かな。
学校が始まり、新入社員が入り、会社員は移動で次の地へと向かう。
なんだか遠い出来事なんだけど、新しく何かを始めるみんな。楽しんで!
自分だけにしか、自分を生きることはできない。
コメント
返信削除あば2008年04月02日 08:34
鉄ちゃん
一日一日大切に、思い切り楽しんできてね
亀は仕事で結局旅は諦めたみたい残念。
日本は桜ピークすぎたけど、まだまだ咲いてるぞ行ってらっしゃい