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DATE:2008/03/01 Indonesia - Bali(kuta) -
そしてカンタスのオフィスは、空港内にはなかったのでした。
あると言ったやんか!警備のみなさま達!
というわけで、無事空港での一夜を過ごし、目的は果たせなかったものの、
すっきり晴れた天気の元、まずはクタを目指すことに。
今回の旅の計画は、
クタ→ウブド→ジョグジャカルタ→ジャカルタ→シンガポール
の順で進んでいく予定。
まぁ、あくまでも予定の話しだし交通事情が良くわからないので、
期間とかもどうなるかわかりませんが、バリに2週間、残りを2週間で移動するつもり。
ビザの都合上、30日しか滞在ができないインドネシア。
バリ島でもうちょっとゆっくり過ごそうかと思っていたけれど、余裕を持つとそんなスケジュールかなぁと。
さぁ、空港でエアポートタクシーを捕まえて一路クタを目指す。
タクシーのおっちゃんに安宿情報を教えてもらって連れてってもらうが、
あまり気に入らなかったので、予定通り最初は観光案内所を目指すことにする。
(とは言え料金は12万ルピーと約1200円程度。安い!)
思ってたよりもかなり小さい日本人向けの観光案内所にたどり着き、
まずはあれこれ質問。
バリ島って何があるの?何が楽しい?から始まり、
インドネシア横断の相談まで。
横断の方法については、かなり有用な情報が手に入りなんとなく安心。
最短1週間弱で行けるみたい。バスなんかも整備されているみたいで、ちょっとほっとする。
バスの出発地点はデンパサール。当初の予定ではクタの後にちょっと、寄ろうかと思っていたが、
寄るのはウブドの後にすることに。
さぁ、次は宿探し!ということで、
案内所のおっちゃんに教えてもらった安宿路地情報を元に、歩く、歩く、歩く。
たどり着いたその路地はまさにアジアの安宿街。
細い路地に怪しげな路商が立ち並び、ちらほらとHOTELの文字が。
でもね、意外とここが面白い!
安宿と言ってもこの辺の宿はロスメンと言って民家を利用している場所が多く、
バリの民家の生活が楽しめたりする。
建物もバリ風というかヒンドゥー寺院風なHOTELが立ち並んでいて、
どこに泊まっても絶対に楽しめる予感がする。
そんななかフラフラと散策。
バックパックを持ったままだったので、客引きの声が絶えない。
ふとHOTELの文字をみて裏路地に入ってみることに。
そこで一人の客引きに会う、
「一泊5万ルピー。見てかない?」
5万ルピー!なんと、約600円。
当初そんな宿があると聞いていたので、半信半疑で予算を5万ルピーにしてたのだが本当に発見。
ちょっと部屋を見ていい?とお願いし、設備をチェック。
シャワーはお水だけ、でも意外と思ってたよりもきれいな部屋。
クーラーはないけれども、今は涼しいしファンだけでも十分な気温。
そしてなんとツインのベッド!しかも個室!
オーストラリアのバッパー暮らしに慣れていた体としては、
個室という響きが眩いぐらいに輝いて見えるw
でも、ここはアジア。値段は交渉次第。なんとなく遊んでみたくなって、
「安くならないの?」と聞いてみる。
ちょっと渋っていた様子だが、今はオフシーズン。カラで過ごすよりは良いと思ったらしく、
「4万5千でいかが?」と譲歩する。おー安くなった!
しかしまだ宿のチェックは1軒目。まだ他にもいい宿があるかもしれない。
相場観も良くわからなかったため、他の宿を探してみるよとおっちゃんに告げ、移動支度を始める。
そこへ、
「4万!いま決めれば4万!」
とおっちゃんの必死のアピール。まだ下がるのかい!
4万。約500円。さすがにこれは破格の値段。
すぐに交渉成立し、3日分の宿泊費を払う。
というわけであっけなく1軒目で宿は決まり、午後はゆったりとクタをお散歩。
まずはビーチでしょ!ということで、海岸沿いをふらふら歩く。
物売り。物売り。物売り。物売り。物売り。物売り。
圧倒的な数の物売りw
アジアに来たなー。という実感が体中で沸いてくる。
特に彼らは片言の日本語が話せるため、聞いてるだけで面白い。
「社長」「係長」「おっぱっぴー」
かれらは何でも知っているw
クタビーチはサーフィンのメッカらしく、サーファーたちが海の上でぷかぷかと波待ちをしている。
地元の人が多いらしく小さい子供なんかもちらほらと見える。
うーーーん。やりたい!!!
と思った矢先、物売りのおっちゃんが
「サーフィンやるか?安いよ?」
との声が。誘惑。誘惑。
ためしにいくらかを聞いてみるとレッスン付きで1時間、5万ルピーだという。
教えてくれるのは彼の息子らしき10歳ぐらいの少年w
もともと今日は疲れていたので街歩きぐらいの予定だったが、いきおいってのは大事だよなぁ。
なんてことを思い、すでにサーフィンモード。
交渉の結果2時間で6万ルピーで貸してもらうことにし、水着に着替えレッツトライ!
ビーチの上で、基本的なやりかたを教えてもらう。そしていざ、海へと向かう
チャレンジ1回目。
あ。。乗れちゃった・・・。
日ごろのスノーボードの成果か、初回から普通に波に乗れてしまう。楽しい!
その後、たまに乗れなくなるものの大体は上手く乗れるようになる。
それまではお子様先生にそばで教えてもらいながらやっていたが、一人でやってみることに。
すると。。。
ん?できない・・・。
先生、あなたは偉大でした。
やっぱり乗れる波と、乗れない波の違いやパドリングのタイミングがなかなかわからなく、
先生の指示なしでやってみると意外と難しい。
最後のほうは半分ぐらい乗れるようになったけれど、惜しいところでタイムアップ。
(2時間のはずが、1時間だったが、そこは子供先生に免じて許してやることにw)
んー、もう一回どこかでやろう。と心に決める。
その後、べらべらとおっちゃん達と雑談をしこの国のことをいろいろ教えてもらう。
日本語を学び、英語を学び、彼らは彼らの生活をしている。
生活のため、とは言え彼らの語学力には驚く。
そしてそのフレンドリーさと、アグレッシブさ。
バリニーズには日本人にはない大きな力が備わっている気がする。
ただし、惜しい。彼らがリッチになるためには、もう一歩必要なんだと思う。
彼らの一人が最後に僕にこうねだる。
「ジュース一本飲んでいいよね。10万ルピー。友達でしょ?」
僕は頑としてはねつける。僕は少し嫌な気持ちになる。 彼らの惜しさはここにある。
彼らが将来を見据えたマーケティングを少し学ぶだけで、
彼らは優秀なセールスマンに変身するだろうな。
今度また彼らに会ったらこう聞いてみたい、
「リッチマンにならないかい?僕が少しコツを教えてあげる」
2008年03月05日 13:51
返信削除波乗れちゃったか
帰ってきたら教えて下さい
デジカメ無事にとどくといいね
ピンガー2008年03月05日 16:59
あなたの日記、いつも楽しく拝見してます
バリ、行ってみたことないけど、空気とか、雰囲気とか、アジア共通みたいなものはあるんだろうねぇ。
おじいちゃん達が、「活気とか、雰囲気とか、戦後の日本みたいだ」
と言ってたのを思い出したよ。
kiki2008年03月05日 21:51
おっぱっぴーは万国共通なんだね~。
はじめ2008年03月06日 16:20
俺にも、リッチマンになるコツ教えてください サーフィン俺もやってみたいなーこの前ボードは、行って来たんだけどさ
鉄平2008年03月08日 12:56
>Lily☆
教えるほど上手くはないけどねー。
デジカメは、神に祈るのみだねーw
>♪ひさえ♪
バリいいよー。アジア的、というかバリ的?
なんか他の国とは違うあったかさを感じるなー。ゆるさはアジア共通だけどw
>kiki
おっぱぴー。世界共通言語ですよ!
>はじめ
りっちまん♪
人に言えるほどは知らないかもしれないけどw
ともかくお金を落としてくれる人を捕まえ続けるサイクルって大事だよねー