世界一周 in （１）オーストラリア／別れの朝

DATE：2008/02/05 Australia - Melbourne -


さぁ、今日は夜の船でタスマニアを目指す。
満点の夜空が見たかったけど、ちょっぴり曇り空。
出発までには晴れるかしら？


別れの朝。

仲良くなったドイツ人の彼とアドレス交換などなどなど。

僕のへたっぴな英語を聞き取りながら会話してくれた彼。
ぐだぐだになるまでウィスキーを飲み明かした彼。

そこにいた人も、街も含めてなんだか温かい街だったな。

（僕が黒いのは気にしないよーに）



出発までの時間が余ったので、メルボルンミュージアムとメルボルン大学へお散歩。
学食を食べたりなんかしてゆるゆると。
メルボルンミュージアムのそばには「王立博覧会ビルとカールトン公園」っていう世界遺産もあったり。
２つめゲット♪



そして。。いいっすMELBOURNE MUSEUM。


展示されている中身の濃さとか、展示のしかたとか含めて、
いままで見た博物館の中でベスト１なんじゃないかと思う。


恐竜からアボリジニの歴史まで。

すべての見せ方に工夫が凝らされてて、
ぜったい子供をつれてきたい！と。


その中で「TWO LOW」という、映像コンテンツがあったのだけど、
深く考えさせられる内容だった。

アボリジニの展示品の権利についての映像だったのだけど、
彼らの主張する、

「これは我々のものだ。我々も、自分たちの文化を紹介したいと思っている。
ただし、我々自身の説明で。我々のルールに従って何を紹介するかは決めるべきだ」

って言葉はのほほんと、ただ展示されている品を見ていた僕には少し衝撃的だった。


確かにここにあるものは彼らの文化を、先進国が何らかの手段で手に入れたもの。

その文化の解説や、展示方法には彼らの解釈とは隔たりがあるし、
タブーに触れているものもあるかもしれない。

異文化を知るということの難しさを感じた映像だった。



「僕の手が 君の涙ぬぐえるとしたら それは素敵だけど
君もまた 僕と似たような 誰にも触れられたくない 傷を隠し持ってるんだろう」

by Mr.Children／君が好き



さて。次はタスマニア！船に乗り込むぞ～！